【育成考察&記録Vol.2】ベトベトンのお話【毒統一7th】
こんにちは。
今回はベトベトンについての考察です。
←触ると気持ちいい。
▼ベトベトンの基本データ
【タイプ】
どく
【特性】
・あくしゅう(10%の確率で相手をひるませる)
・ねんちゃく(相手にどうぐを奪われない)
・[夢]どくしゅ(相手に直接攻撃でダメージを与えた時、30%の確率で毒状態にする)
【種族値】
HP105 攻撃105 防御75 特攻65 特防100 素早さ50 (合計500)
▼概観
毒タイプの中ではトップクラスの合計種族値を誇り、また、種族値が3ケタの能力が3つもある毒ポケモンはベトベトンが唯一。
→第7世代で、3ケタの能力が4つある毒ポケモンが登場してしまいました。
注目すべきは特殊耐久の高さ。タイプ一致の特殊エスパー技でも1発で落ちるなんていうことはそうそうありません。物理耐久は過信はできませんが、HP極振りだけでも充分な硬さになります。
攻撃105という数字は物理アタッカーとしての役割を充分に果たせる数字ですが、実は特殊技もとても充実しているので意表を突くという意味においては特殊型もアリです。C65は決して終わっている数字ではありませんので実戦で活躍できるレベルです。
攻撃範囲は広く、積み技を中心とする補助技も揃っているので、まず型バレをされることはないでしょう。第5世代で最も多く見られたのは「ちいさくなる型」でしたが、第6世代で弱体化したとはいえそれほど大きな影響はないので、使用者が減ることはないと思います。
また、第6世代で新技「グロウパンチ」を習得しました。攻撃しつつ自分の攻撃力を上げる格闘タイプの技で、今までとは少し違った積み戦法を組むことができます。「のろい」とは違って攻撃技なので、特防が1.5倍になる新アイテム「とつげきチョッキ」との相性が良いです(後の「育成記録(7)参照)。
第7世代で新たなフォルム「アローラのすがた」が登場しました。
▼ベトベトン(アローラの姿)の基本データ
【タイプ】
どく・あく
【特性】
・どくしゅ(相手に直接攻撃でダメージを与えた時、30%の確率で毒状態にする)
・くいしんぼう(HP1/4以下で発動するきのみを、通常より早く1/2以下になった時点で発動する)
・[夢]かがくのちから(場にいる味方が瀕死になった時、そのポケモンの特性に変化する)
【種族値】(通常と同じ)
HP105 攻撃105 防御75 特攻65 特防100 素早さ50 (合計500)
種族値をそのままに悪タイプが追加され、特性や覚える技も通常のベトベトンとは若干異なり、もはや別のポケモンであると認識してよいかと思います。
毒・悪の組み合わせを持つポケモンはスカタンク、ドラピオンに次いで3種類目。彼ら同様、弱点が1つしかないというのが最大の強み。
特殊耐久は他の2匹よりも高く、毒統一的には大流行中のカプ・テテフを始めとするエスパー対策にはもってこいなのです。
また、決定力も随一で、毒物理最大威力を誇る「ダストシュート」を習得できるのがポイント。
さらに、「はたきおとす」など一通りの悪タイプの技は揃っていることもあり、個人的にドラピオンとスカタンクがすっかり影に隠れてしまった印象が否めません。
毒・悪先輩たちの取るべき差別化方法はそれぞれの記事に後日肉付けしたいと思います。
ベトベトンの特性は通常・アローラあわせて全部で5つあります。
【通常】「あくしゅう」・・・10%の確率で相手をひるませるという効果がありますが、足の遅いベトベトンでは活かしにくい、難しい特性です。”死に際の先制「かげうち」でひるんだらラッキー”程度と考えてください。
【通常】「ねんちゃく」・・・相手の技によって道具が奪われたりなくされたりしないというものです。第6世代で「どろぼう」と「はたきおとす」の威力上昇を受け、これらの技の需要がやや増えたため、一見すると前世代以上に役割を果たせそうに思えますが、「はたきおとす」は常に1.5倍のダメージを受け続けることになります。つまり、一長一短ということです。
【通常/アローラ共通】「どくしゅ」・・・直接攻撃をすると相手を30%の確率で毒状態にするというもの。この特性を持つポケモンが「どくづき」をすると、51%の確率で相手を毒状態にすることができます。接触技を多く覚えますしかなり使いやすい特性だと思います。
その他、各種パンチ技、「かわらわり」、「グロウパンチ(※通常のみ)」、「かげうち」、「しっぺがえし」が直接攻撃に分類されています。
ちなみに、「どくづき」による状態異常判定と「どくしゅ」による状態異常判定は別々に行なわれますので、「どくづき→毒状態→ラムのみで回復→どくしゅ発動で再び毒状態に」という現象が起こったりします。
【アローラ】「くいしんぼう」・・・通常はHPが1/4以下にならないと使用しない「きのみ」を1/2以下になると早々に使うというものです。お馴染み「カムラのみ」などの能力アップ系に加え、第7世代では仕様変更された「フィラのみ」など、最大HPの1/2も回復する実が実戦レベルまで浮上しました。確定数ずらしに大いに貢献してくれます。
性格によっては「フィラのみ」などの実がマイナスに働いてしまうこともあるので、注意が必要です。
きのみ別苦手な性格一覧(苦手だとHPを回復せず混乱状態になる)
・フィラのみ・・・おくびょう、おだやか、ずぶとい、ひかえめ
・イアのみ ・・・おっとり、おとなしい、さみしがり、せっかち
・ウイのみ ・・・いじっぱり、しんちょう、ようき、わんぱく
・バンジのみ・・・うっかりや、のうてんき、むじゃき、やんちゃ
・マゴのみ ・・・なまいき、のんき、れいせい、ゆうかん
【アローラ】「かがくのちから」・・・場にいる味方が瀕死状態になるとそのポケモンの特性をコピーするという新特性。もちろんダブルバトル専用特性です。
欲しい特性はたくさんありますが、例えば「ふゆう」をコピーできれば弱点なしになります。
かがくのちからってすげー!
なお、「ふしぎなまもり」がコピーできないのはお約束。
▼ベトベトンの技考察
【物理技】
技 【通常orアローラ】 |
タイプ | 威力 | 命中率 | 習得方法 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
解説 | |||||
ダストシュート | 毒 | 120(一致180) | 80 | Lv技 | 30%の確率で相手を毒状態にする。 |
物理技の中では最高威力。6thで命中率が上がって使い勝手も向上。非接触なので「どくしゅ」との相性は×。 | |||||
どくづき | 毒 | 80(一致120) | 100 | 技マシン | 30%の確率で相手を毒状態にする。 |
命中安定技で、「どくしゅ」と合わせれば51%の確率で状態異常にできます。 | |||||
はたきおとす 【アローラ】 |
悪 | 65(一致97) 持ち物有り97(一致145) |
100 | Lv技 | 相手が道具を持っている時、威力が倍になり、その道具を無効化する。 |
「しんかのきせき」等を無効化できるのは大きいですが、連打できないのが難点。 | |||||
かみくだく 【アローラ】 |
悪 | 80(一致120) | 100 | Lv技 | 20%の確率で相手の防御を1段階下げる。 |
「はたきおとす」とは違い、安定感のある技です。 | |||||
おいうち 【アローラ】 |
悪 | 40(一致60) 交代時80(一致120) |
100 | タマゴ技 | 相手が交代する時に選択すると威力が倍になる。 |
逃げようとするゴースト・エスパーにダメージを与えられます。 | |||||
ダメおし 【アローラ】 |
悪 | 60(一致90) *120(一致180) |
100 | タマゴ技 | *そのターンに相手が既にダメージを受けている時、威力が倍になる。 |
ダブルバトル向け。鈍足なので2倍ダメージを狙いやすいです。 | |||||
しっぺがえし | 悪 | 50 (後攻100) 【アローラ】一致75 (後攻150) |
100 | 技マシン | 後攻の時、威力が倍になる。 |
悪タイプのない通常フォルムなら特に対ゴースト・エスパーで役に立ちます。落としきれない場合は「かげうち」でとどめを。 アローラならタイプ一致となり、「ダメおし」同様鈍足が活きる技です。 |
|||||
かげうち | ゴースト | 40 | 100 | 遺伝技 | 先制攻撃(優先度+1) |
鈍足ゆえに是非とも欲しい。「どくしゅ」適用技。 | |||||
ほのおのパンチ 【通常】 |
炎 | 75 | 100 | 6th教え技 | 10%の確率で相手をやけど状態にする。 |
鋼タイプに有効。ただし、相手によっては「だいもんじ」の方が通りが良いこともあります。例:いかくクチート、エアームドなど | |||||
れいとうパンチ 【通常】 |
氷 | 75 | 100 | 6th教え技 | 10%の確率で相手をこおり状態にする。 |
4倍弱点を狙いたいものの、打ちたい相手が速すぎて使いどころが難しいので主に交代読みで使用します。 | |||||
かみなりパンチ 【通常】 |
電気 | 75 | 100 | 6th教え技 | 10%の確率で相手をまひ状態にする。 |
「いかく」が入るとギャラドスを1発で仕留められません。「かみなり」のほうが決定力に優れています。 | |||||
きあいパンチ 【通常】 |
格闘 | 150 | 100 | 4th技マシン | 直前にダメージを受けていると失敗。 |
「かわらわり」では物足りないと感じたらこちらを。「みがわり」や「ちいさくなる」といった補助技と組み合わせて。ヒードランにも大ダメージが期待できます。ちなみに、進化前のベトベターは習得不可能なので、努力値振りを含めて育成を4世代で行なうことになるのでやや面倒。 | |||||
かわらわり | 格闘 | 75 | 100 | 技マシン | 相手側の「ひかりのかべ」や「リフレクター」を破壊する。 |
格闘4倍ピンポイントですが、火力増強アイテムがないとバンギラスは確2。 | |||||
グロウパンチ 【通常】 |
格闘 | 40 | 100 | 6th技マシン | 自分の攻撃が1段階上がる。 |
攻撃と積みが同時に行なえる技。誘いやすい鋼に通るのも良い点。 第7世代で技マシンは消滅しました。 |
|||||
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 技マシン | 30%の確率で相手をひるませる。 |
流行のファイアローなど4倍弱点対策に。遅いので怯みはほぼ狙えません。 | |||||
ストーンエッジ 【アローラ】 |
岩 | 100 | 80 | 技マシン | 急所に当たりやすい(急所ランク+1)。 |
アローラの姿のみ覚える、高威力サブウェポンです。 | |||||
だいばくはつ | ノーマル | 250 | 100 | 技マシン | 使用後、自分は瀕死になる。 |
いざという時用に。 |
【特殊技】
技 | タイプ | 威力 | 命中率 | 習得方法 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
解説 | |||||
ヘドロウェーブ | 毒 | 95 (一致142) |
100 | Lv技 | 10%の確率で相手を毒状態にする。 |
一番スタンダードな一致技。 | |||||
ヘドロばくだん | 毒 | 90 (一致135) |
100 | Lv技 | 30%の確率で相手を毒状態にする。 |
ウェーブよりも威力は5だけ低いものの、状態異常の確率が魅力的。 | |||||
ベノムショック | 毒 | 65 (条130・一致195) |
100 | 技マシン | 相手がどく・もうどく状態のとき、威力が倍の130になる。 |
条件下では特殊技の中で最も威力が高くなる技です。 | |||||
ゲップ | 毒 | 120(一致180) | 90 | Lv技 | きのみを使った後でないと使えない。 |
条件がなかなかクセのあるもので通常のベトベトンでは少々難しいかと。 しかし、アローラの姿ならば特性「くいしんぼう」との相性が抜群です。 |
|||||
アシッドボム | 毒 | 40(一致60) | 100 | 【通常】遺伝技 【アローラ】Lv技 |
相手の特防を2段階下げる。 |
低い特攻を相対的に高めることができます。 | |||||
あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 技マシン | 20%の確率で相手をひるませる。 |
同じくエスパー・ゴースト対策に。「シャドーボール」との選択ですが、鈍足なので追加効果には期待できません。 アローラの姿ならタイプ一致。「ロックカット」で素早さを上げておけば追加効果も意味あるものになることでしょう。 |
|||||
きあいだま | 格闘 | 120 | 70 | 技マシン | 10%の確率で相手の特防を1段階下げる。 |
岩や鋼に通るが命中難。 | |||||
かみなり 【通常】 |
電気 | 110 | 70 | 技マシン | 30%の確率で相手をまひ状態にする。 |
命中は不安だが追加効果の確率高し。特化でもH振りギャラドスを確1にできない上、メガシンカして4倍→2倍ともなればダメージは期待できず。 | |||||
10まんボルト 【通常】 |
電気 | 90 | 100 | 技マシン | 10%の確率で相手をまひ状態にする。 |
命中安定技。 | |||||
だいもんじ | 炎 | 110 | 85 | 技マシン | 10%の確率で相手をやけど状態にする。 |
ベトベトンの重要なサブ技。物理型であっても有力候補となります。 | |||||
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 技マシン | 10%の確率で相手をやけど状態にする。 |
命中安定技。 | |||||
ギガドレイン 【通常】 |
草 | 75 | 100 | 6th教え技 | 与えたダメージの半分を回復する。 |
C特化メガネ持ちで草4倍弱点ポケモンは軒並み高乱1。耐久型の回復ソースにもなります。 | |||||
シャドーボール | ゴースト | 80 | 100 | 技マシン | 20%の確率で相手の特防を1段階下げる。 |
エスパー・ゴースト対策に。「あくのはどう」との選択ですが、ノーマルには無効。 | |||||
まとわりつく | 虫 | 20 | 100 | 技マシン | 4~5ターンの間、相手に最大HPの1/8のダメージを与え、その間逃げられなくする。 |
拘束系の新技。耐久型のいやらしさにさらに磨きをかけることができます。 |
【変化技】
技 | 命中率 | 習得方法 | 説明 |
---|---|---|---|
解説 | |||
みがわり | - | 技マシン | 自分の最大HPの1/4を消費して身代わりを出す。 |
ベトベトンの最重要補助技とも言えます。「みがきあ」や「みがしば」コンボのほか、「ちいさくなる」と組み合わせる回避型にも有用。 | |||
ちいさくなる | - | Lv技 | 自分の回避率を2段階上げる。 |
お馴染みの回避率アップ技。「○○プレス」系の技や特性「するどいめ」持ちのポケモンの技は必中なので注意。 【第7世代】 どんなに回避率を上げてもZワザは必中なので要注意。 |
|||
かなしばり | 100 | Lv技 | 相手が直前に使った技を封じる。 |
「みがわり」や「ちいさくなる」と組み合わせて。 | |||
どくどく | 必中 | 技マシン | 相手をもうどく状態にする。 |
耐久型の大切なダメージソース。6thからタイプ一致のため必中になりました。 | |||
たくわえる | - | 遺伝技 | 自分の防御と特防を1段階ずつ上げる。最大3回まで使える。 |
「ドわすれ」は習得しないので特防を上げる手段はこれだけ。 【第7世代】 この技をZワザ化すると「Zたくわえる」となり、HPが全回復します。 |
|||
とける | - | Lv技 | 自分の防御を2段階上げる。 |
上手く積めればよいのだが物理対面だと厳しい。数ある積み技の中で最も難しいかと思います。 | |||
のろい | - | 遺伝技 | 自分の攻撃と防御を1段階ずつ上げ、素早さを1段階下げる。 |
防御がやや不安、素早さはほぼ捨て、そして物理アタッカー気質のベトベトンと最も相性のいい積み技。 | |||
いたみわけ | - | 5th教え技 | 相手と自分の残りHPを足して2でわる。 |
回復しつつダメージを与えられますが、HPの高いベトベトンには向いていないかもしれません。 | |||
おきみやげ | - | Lv技 | 相手の攻撃と特攻を2段階ずつ下げるが自分はひんし状態になる。 |
味方の起点をつくります。 【第7世代】 この技をZワザ化すると「Zおきみやげ」となり、次に出す自分のポケモンのHPが全回復します。 ベトベトンを出す前に別の強力なポケモンに大暴れしてもらい、HPマックスで再降臨。能力ダウンにより交代を誘いやすく、隙を見て積むことができれば無双も夢でないです。 |
|||
ねむる | - | 技マシン | 自分のHPを全回復し、2ターンの間ねむり状態になる。 |
唯一の回復技。積み耐久型には是非欲しいです。 【第7世代】 「Zたくわえる」の登場により唯一ではなくなりました。状態異常を治せる点、何度でも使用できる点が「Zたくわえる」と大きく違います。 |
|||
ロックカット 【アローラ】 |
- | 技マシン | 自分の素早さを2段階上げる。 |
アローラの姿限定で覚えます。 S特化で151族(フェローチェ)まで抜けます。抜きたい相手を抜けるよう調整してみましょう。 |
▼私のベトベトン育成記録
(1)回避型
努力値:252-0-0-4-252-0
初手から「ちいさくなる」を積みまくって攻撃をよけます。運悪く当てられても泣かないように。「だいもんじ」を入れておけば鋼で止まりません。私はこの型はあまり好きではないので今は封印しています。
(2)どくしゅ型
努力値:4-252-0-0-252-0
もっともお気に入りの型。2013年2月に開催された公式大会カントーカップで大いに活躍してくれました。大抵のエスパーポケモンは「しっぺがえし→かげうち」で落とせます。ウタンのみを持たせれば「サイコショック」でもちゃんと耐えてくれます。
【ダメージ計算例 ベトベトン攻撃側】
・しっぺがえし[後攻時]
vsラティオス(HP4振り)
64.1%~75.6%(確定2発)ダメージ量は100~118/最大HP156
vsフーディン(HP4振り)
103.8%~122.1%(確定1発)
・かげうち
vsラティオス(HP4振り)
25.6%~30.7% ダメージ量は40~48/最大HP156
ラティオスは「しっぺ→かげうち」で落としきれないこともありますが、しっぺがえししたときに「どくしゅ」が発動すれば次のかげうちで確定で倒せます。
【ダメージ計算例 ベトベトン防御側】
・C特化「こだわりメガネ」持ちラティオスのサイコショック
ウタンのみ発動で79.5%~93.3%
・C補正なし252振りフーディンのサイコキネシス
ウタンのみ発動で34.8%~41.4%
(3)のろい積み型
努力値:228-28-252-0-0-0
ヘドロの効率性を意識して16n+1調整をしています。
(4)特殊型
努力値:108-0-0-252-0-148
Cに全振りし、Sを無振り65族抜き抜き調整をして、残りをHPに。素早さの個体値は27ですが、31であれば割く努力値は132で済みます。
65族にはハッサムやシャワーズといったどうしても倒したい敵がいたのでこの数字を意識しました。
【ダメージ計算例 ベトベトン攻撃側】
・かみなり
vsシャワーズ(HP252振り)
64.1%~75.9%(確定2発)
vsギャラドス(HP252振り)
144.5%~170.2%(確定1発)
・だいもんじ
vsナットレイ(HD特化)
106%~125.9%(確定1発)
vsメタグロス(HP252振り)
84.4%~100.5%(乱数1発 6.3%)
・きあいだま
vsバンギラス(HP252振り・すなあらし中)
94.6%~112%(乱数1発 68.8%)
・シャドーボール
vsシャンデラ(HP4振り)
77.9%~92.6%(確定2発)
(5)鉢巻型
努力値:76-180-252-0-0-0
ようきガブリアスの「じしん」を高乱数で耐える調整をしました。返しの「れいとうパンチ」で襲撃します。
【ダメージ計算例 ベトベトン攻撃側】
・れいとうパンチ
vsガブリアス(HP4振り)
139.1%~165.2%(確定1発)
いわゆる209ガブなど、耐久調整をしてある場合でも基本的には確1です
・ほのおのパンチ
vsナットレイ(HP252振り)
108.2%~128.1%(確定1発)
・かわらわり
vsバンギラス(HP252振り)
108.2%~129.4%(確定1発)
vsヒードラン(HP252振り)
58.5%~69.6%(確定2発)
【ダメージ計算例 ベトベトン防御側】
・ようきA252振りガブリアスのじしん
86.3%~102.1%(乱数1発 12.5%)
(6)スカーフ型
努力値:4-252-0-0-0-252
最速100族まで抜けます。ウルガモスやリザードンに上から「いわなだれ」を、「いかく」のないボーマンダに「れいとうパンチ」を打ち込むのが楽しいです。
また、化身フォルムのランドロスとは同速ですが、50%で先手をとれれば「れいとうパンチ」1発で沈みます。しかし、霊獣フォルムのランドロス(91族)は素早さこそ勝っていますが「いかく」があるため1発で落とすことができなくなります。
【ダメージ計算例 ベトベトン攻撃側】
・ダストシュート
vsキュウコン(HP4振り)
75.1%~89.2%(確定2発)
陽気にすると火力の低下が浮き彫りに・・・
【ダメージ計算例 ベトベトン防御側】
・C特化キュウコンのオーバーヒート(晴れ)
79.5%~94.4%(確定2発)
・C特化サザンドラのりゅうせいぐん
70.7%~83.4%(確定2発)
HPに4しか振ってないけど割と特殊攻撃を耐えられますよという例を挙げてみました。メガネだったら無理ですね…。
(7)突撃積み型
努力値:252-252-0-4-0-0
積みと攻撃を同時にできる「グロウパンチ」を組み入れたフルアタ型。持ち物「とつげきチョッキ」により特防が1.5倍になるので特防特化したかのような硬さになります。
ポケムーバーが解禁されたのに伴い、過去作から連れてくることができるようになった今、「グロウパンチ」によ
る能力アップを最大限活かすなら「だいもんじ」よりも「ほのおのパンチ」のほうが安定しそうです。
「いわなだれ」を入れるとファイアローやリザードン(メガY)にも大きな役割を持てますが、私はほかのポケモンに任せています。
【ダメージ計算例 ベトベトン攻撃側】
・どくづき
vsメガサーナイト(HP252振り)
106.2%~124.5%(確定1発)
・だいもんじ
vsメガハッサム(HD特化)
49.7%~58.7%(乱数2発 93.8%)
・[参考]ほのおのパンチ
vsメガハッサム(HP252振り)
A±0で70%~83.6%(確定2発)
A+1で103.9%~124.2%(確定1発)
【ダメージ計算例 ベトベトン防御側】
・C特化メガサーナイトのサイコキネシス
74.4%~90%(確定2発)
(9)ちいきあ型
努力値:0-252-4-0-252-0
使用するターンにダメージを受けないようにする手段はいくつかあり、ポケモンによってとるべき手段が変わってきます。
ベトベトンの場合、「ちいさくなる」との相性が最も良いと思われます。
運さえよければ通常の技感覚でバンバン打てるのが快感。
物理耐久の高い傾向のある岩タイプのポケモンでも大体確2がとれます。
(威力半分の「かわらわり」だと・・・?)
(10)【アローラ】回避耐久型
努力値:220-4-12-0-108-164
アローラ第1弾。。
「はたきおとす」という非常に優秀な効果のある技の他、カプ・テテフを確殺するための「ダストシュート」、嫌らしさに磨きをかけるべく”みがちい”も完備。
各所で調べる限り、素早さにはこれだけ振っておけばポリゴン2など大方の60族は抜けるだろう、というところまで振っています。
耐久はメガネカプ・テテフの「ムーンフォース」が52.4%〜62.5%のダメージが入る程度。最大を引いたとしても「フィラのみ」によってHPは約9割まで回復できます。
(11)【アローラ】ロッカ特殊型
努力値:84-0-0-252-0-172
1回「ロックカット」を使用することで素早さの実数値は202となり、130族を抜こうとするポケモンをさらに抜くことができます。
通常のベトベトンではあまり考えられなかった、”上から叩くこと”を実現。特性「あくしゅう」を持ち合わせていないことが悔やまれます。
しかし、特殊技ではありますが、怯み効果のある「あくのはどう」と相性がよく、物理型では突破しにくいメガヤドランを確2で倒せる強みがあり、重宝しています。
きのみ消費後であれば「ゲップ」も使用可能ですが、元々の特攻の低さからやはり突破力には欠けます。「ヤタピのみ」で特攻を上げたところで・・・という気もします。あくまで”意表を突く”止まりですね。
記事投稿日:2013/3/2
最終更新日:2017/4/13(第7世代に対応しました)