【育成考察&記録Vol.1】クロバットのお話【毒統一7th】

こんにちは。
私の相棒ポケ(嫁ポケ)であるクロバットのお話です。 コミュニティの名前にも付けられていますね。ですからクロバット抜きじゃ語れません。 いかにしてクロバットを好きになったのか、クロバットの歴史と共に追っていきます。 最後に、育成記録を載せておきます。本当はこれがメインなんです(笑)


第1世代。
この当時はまだゴルバットが最終進化系でした。洞窟に足を踏み入れると、ズバットが飛び出してくる・・・こんな光景は第4世代までよくあることでしたね。初代当時、恐らくズバットゴルバット)を手持ちに入れて冒険をした人は少ないと思います。グラフィック的な 問題(特に青バージョン)もあると思いますが、如何せん覚える技が少なすぎでした。最も高いタイプ一致技は「つばさでうつ」で、実はこの当時の威力はたったの35(一致補正で52.5)だったのです。(昔の)「たいあたり」並みだなんて信じられませんよね。しかも、 タイプ不一致の「かみつく」のほうが威力が高いという・・・。そういえば、このときはノーマル技でしたね。攻撃技が貧弱な一方、「あやしいひかり」や「かげぶんしん」などの補助技を駆使した嫌らしい戦法はこの当時から確立されていたようです。確かキョウさんが使っていたような。ゴルバットが注目されることは決してありませんでした。

第2世代。
ポケモン金・銀」が発売され、ゴルバットの進化系クロバットが登場しました。すばやさ種族値は130にまで上昇するも、この当時もまだ技が貧相だったような気がします。とりあえず 「そらをとぶ」連打でごり押し。つながりのどうくつで捕まえたズバットをずっと手持ちに入れて冒険をしました。最終進化を遂げた姿―その翼・耳・足…。すべてにおいてゴルバットとは一線を画した、何とも言えない美しい曲線のフォルムに惚れました。このとき、クロバットは私の相棒となったのです。

第3世代。
この世代ではリーフグリーンでのみお世話になりました。戦術的な面では、特性「せいしんりょく」を手に入れ、怯まないという強みを得ました。また、「あまごい」や「にほんばれ」などの天候始動要因としての活躍も見られたそうです。

第4世代。
HGSSにて連れ歩きシステムが導入されました。後ろをついて来るクロバットが可愛い。自転車なんか乗りませんよ(笑) 念願のメインウェポン「ブレイブバード」を習得したほか、「ねっぷう」「エアスラッシュ」「わるだくみ」といった特殊方面の技も充実するなど、いよいよクロバットが本気を出し始めた世代でした。

第5世代。
クロバットだけに「アクロバット」を新たに習得しました。クロバットのアクロバットこそ至高です。相手の壁などを無視して攻撃できるという新特性「すりぬけ」も追加されました。BWは殿堂入りまでは既存ポケモンは出ないので、ズバット系列に代わりコロモリココロモリが登場、密かにライバル視しています。BW2ではヒウン下水道に出現するので、当然手持ちに入れて冒険しました。陽気な性格が出るまで粘りました(幸運にもあっさりと出た気がします)。また、「しんかのきせき」の登場により、進化前のゴルバットも実戦で活躍できるようになりました。余談ですが、BW2のPWTに出場しているカントー地方のジムリーダーA氏は「『ブレイブバード』と『さいみんじゅつ』を両方覚えているクロバット」を使用します。同時遺伝できないはずなんですけどどうやって覚えさせたんですかー?

▼参考動画



…未来から来たということで一応説明できますね!!

第6世代。
ズバットたちのすみか」というサブタイトルから見てとれるように、「地つなぎの洞穴」ではズバットが出現します。しかし、今回はパーティをすべて新ポケモンにして進めたいと決めていたのでパーティには加えませんでした。こんなことはシリーズ通して初めてのことです。
システム面で様々な変革が起こったこの世代。そのうちのひとつ、技遺伝の仕様の変更により、”同時遺伝不可”という概念がなくなりました。♂からも♀からもタマゴ技が遺伝するようになったのです。これにより、「さいみんじゅつ」と「ブレイブバード」を両立することがようやく可能となりました。
また、「ひこうのジュエル」の撤廃(未解禁?)により、前作ほど高威力で「アクロバット」をぶっ放すことはできなくなってしまいました。
余談ですが、今作におけるライバルポケモンオンバーンです。クロバットと同じような色合いの羽を持っているだけでなく、合計種族値も同じ。耐久の種族値も同じ。特性「すりぬけ」も共通。覚える技も含めれば枚挙にいとまがないですね。

第7世代。
サン・ムーンも例に漏れず洞窟に出現するだけでなく、またも悪の組織の一人物の主要ポケモンとして主人公の前に立ちはだかります。

これを世に広めたグラジオさんには感謝してもしきれない。
新たな要素であるZワザによる超火力アタッカーとして、時に意匠を凝らした補助技使いとしての活躍もできるほか、既存技「きゅうけつ」の威力増大による新たな戦法にも期待が寄せられます。
素早さ130族を誇るクロバットと並ぶ、カプ・コケコの登場により同速対決を強いられることもしばしば。


クロバットに関する各世代の概要を語ったところで、早速本題の育成考察に移ります。


クロバットの基本データ
【タイプ】どく / ひこう

【特性】
せいしんりょく(ひるまない)
・[夢]すりぬけ(相手の「リフレクター」「ひかりのかべ」「しんぴのまもり」「しろいきり」「みがわり」を無視して攻撃できる)

種族値】HP85 攻撃90 防御80 特攻70 特防80 素早さ130 (合計535)



▼概観
素早さの130が突出。毒タイプの中ではトップに位置する速さを誇ります(メガゲンガーと同速)。全体的にバランスの取れた数字で、なお且つ草・格闘・虫の3タイプの攻撃を1/4に減らすという耐性も持ち合わせています
攻撃の90はやや物足りなさはあるものの、メイン技の威力が高いためそれほど気にはなりません。
耐久は、地味に硬い。低火力な不一致弱点なら割りと耐えます。もちろん、しっかりと耐久調整を施せば「ローブシンストーンエッジ」クラスの技も受け切ることができます。

通常特性は「せいしんりょく」。意外と忘れ去られている特性のひとつで、不意の「ねこだまし」が飛んできて「レッドカード」が発動してしまった、なんていうことがあったりなかったり。
隠れ特性すりぬけ」は、例えば相手が「しんぴのまもり」をしている間でも「さいみんじゅつ」が当たるようになったり、壁が貼られている間でも通常のダメージを与えたりすることができます。さらに、第6世代では「みがわり」まで無視して攻撃できるようになりました

アタッカーはもちろん、サポート役をもこなせるのがクロバットのイイところ。その役割の多さから型が読まれにくいことも利点です。いろいろな型が組めるのでこれを考える過程はとても楽しいものです。

アタッカーにも2タイプがあり、一つは純粋に攻めていく戦法。「アクロバット」や「ブレイブバード」でガンガン攻撃していきます。前者なら持ち物は「ひこうのジュエル」、後者なら「こだわりハチマキ」であることが多いでしょう。
しかし、第6世代のジュエルの消滅がかなりの痛手です。アクロバット自体使い物にならなくなったというわけではないですが、大分使いにくくなったと言えます(即時性の消滅)。それでも半減実や消費アイテム等と組み合わせることでいかようにも運用することはできます。

もう一つは、トリッキーに攻めていく戦法。技「いかりのまえば」や「どろぼう」、そして強制退場アイテム「レッドカード」を絡めてじわじわと追い込んでいくやり方です。

サポート型で最も有名なのは「おいかぜ」型でしょうか。タイプ統一などでは稀に天候始動要因としても用いられることが多いです。
高速「どくどく」からの嵌め戦法も嫌らしく、クロバットらしいと言えばらしいでしょうか。

一見、鋼に対してなにもできないように思われます。しかし、ここでプラチナより習得した「ねっぷう」が活きてきます。ただし、C70と威力不足感があるので、特殊型の場合、積み技「わるだくみ」や、「いのちのたま」などの火力増強系アイテムを持たせることが必須級となるでしょう。

ORASにてファストガードを新習得。サポート要員として更に磨きがかかったと言えます。

SMで「きゅうけつ」が実践レベルまで格上げされました。また、新システムZワザについて、有用と思われるものについて、以下の技考察にて説明していきます。


クロバットの技考察

【物理技】
タイプ 威力 命中率 習得方法 説明
解説
クロバット 飛行 55(持ち物なしで110)
一致165
100 Lv技
技マシン
自分が持ちものを持っていないとき、威力が倍の110になる。
【第5世代】
「ひこうのジュエル」を持たせた場合、最初こそ実質247の威力が出ますが、消費後はブレイブバードよりも低くなります。また、持ち物がジュエルでほぼ固定されるという欠点も。
【第6世代】
ジュエルの消失(未解禁)により前作よりも使いづらい技となってしまいました。きのみや「のろい」後の「しろいハーブ」による持ち物消費に頼らざるを得なくなってしまい、根本的に戦い方が変わったように感じます。
【第7世代】
Zクリスタルは残念ながら消費アイテムではないので、5世代のジュエルと同じような働きを持っていません。基本的な運用方法は6世代と同様。
ブレイブバード 飛行 120(一致180) 100 遺伝技 与えたダメージの1/3を反動として自分が受ける。
安定したタイプ一致技。反動があるとはいえ、特に第6世代では「アクロバット」の使いにくさからこの技が選ばれることが多いでしょう。
【第7世代】
これをZワザ化すると、威力は190(一致285)の「ファイナルダイブクラッシュ」になります。ハチマキブレバより若干威力が高めで反動を受けないと考えると非常に強力です。
ゴッドバード 飛行 140(一致210) 90 6th教え技 2ターン目に攻撃。急所に当たりやすく(急所ランク+1)、30%の確率で相手をひるませる。
少々ネタっぽいですが、個人的には好き。「ハワフルハーブ」があれば消費後に「アクロバット」を威力110で打つことができます。また、「さいみんじゅつ」や「メロメロ」といったイヤらしい技があれば「ゴッドバード」の連打も夢じゃない。
【第7世代】
これをZワザ化すると、威力は200(一致300)の「ファイナルダイブクラッシュ」になり、物理/特殊を問わず最大火力を発揮します。なおかつ溜めが不要。
クロスポイズン 70(一致105) 100 6th教え技 急所に当たりやすく(急所ランク+1)、10%の確率で相手を毒状態にする。
【第7世代】
相性的にフェアリータイプに有利でありながら素の威力が低いため一撃で鎮めることは困難です。
しかし、今作では下記でも紹介する通り、「Zおいかぜ」と組み合わせることにより”絶対急所に当てる”ことが可能となります。
なお、これをZワザ化すると、威力140(一致210)の「アシッドポイズンデリート」になります。
いかりのまえば ノーマル - 90 6th教え技 相手の残りHPを半分にする。
ゴーストタイプ以外ならどんなポケモンでも否応なしにHPを半分に削る便利技。
とんぼがえり 70 100 技マシン 攻撃したあとに控えのポケモンと入れ替わる。
苦手なポケモンと対面したときや天候を変えたあとはこれで控えと交代。タスキや特性「がんじょう」潰しにも有効。
きゅうけつ 80 100 Lv技
技マシン
与えたダメージの半分を回復する。
【第7世代】
まさかの威力上昇により序盤の貧弱技から一気に強力な技へと変貌を遂げました。エスパー・悪への対応手段です。
でんこうせっか ノーマル 40 100 遺伝技 先制攻撃(優先度+1)。
素早いクロバットには不必要に見えますが、実際「あればよかった」という場面が多々あるので入れておいて損はありません。
どろぼう 60 100 技マシン 相手の持ち物を奪う。
6thで威力が上昇したことで注目。レッドカード、各種きのみ発動後に。

【特殊技】
タイプ 威力 命中率 習得方法 説明
解説
エアスラッシュ 飛行 70(一致105) 95 遺伝技 30%の確率で相手をひるませる。
特殊型における、メインウェポン。
ヘドロばくだん 90(一致135) 100 技マシン 30%の確率で相手を毒状態にする。
クロバットが使える特殊技の中では威力トップ(タイプ一致考慮)。6th初登場のフェアリーにも刺さりますが相変わらずなくても困らない気も。
ねっぷう 70 90 6th教え技 10%の確率で相手をやけど状態にする。
物理型では歯が立たない鋼に対抗できます。
ギガドレイン 75 100 遺伝技 与えたダメージの半分を回復する
威力が低いので打つ相手は4倍弱点。こちらもねっぷう同様、特殊型だからこその技。
あくのはどう 80 100 技マシン 20%の確率でひるませる。
苦手なエスパーに刺さります。シャドーボールも覚えますが、「あくのはどう」と範囲が丸被りな上、速さを活かすなら怯み効果のある「あくのはどう」を採用した方がベターであろうと考えます。
めざめるパワー - 60 100 技マシン 使用するポケモンによってタイプが変わる。
タイプは自力習得のできない氷がよいでしょう。6thで威力が下がったのが痛い。

【変化技】
命中率 習得方法 説明
解説
ちょうはつ 100 技マシン 相手を3~5ターンの間、攻撃技しか出せなくする。
速いので使い勝手抜群。
あやしいひかり 100 Lv技 相手を混乱状態にする。
キョウ直伝の「あやしの技」代表格(?)。運ゲーを好むなら。
さいみんじゅつ 60 遺伝技 相手を眠り状態にする。
低い命中率が難点。「ブレイブバード」との両立が6thにて解禁。
はねやすめ - 6th技マシン 最大HPの半分を回復するが、そのターンは飛行タイプでなくなる。
地味に耐久のあるクロバットには充分に採用の価値あり。輝石ゴルバットには絶対に入れるべき。
わるだくみ - 遺伝技 自分の特攻が2段階上がる。
特殊型の場合は火力を補うべく是非とも。
おいかぜ - 5th教え技 4ターンの間味方の素早さが2倍になる。
味方へのサポートとして。
【第7世代】
この技をZワザ化すると「Zおいかぜ」となり、急所ランクが+2になります。すなわち、これにクロスポイズン(急所ランク+1)を併せて使用すれば必ず急所に当たります。
どくどく 必中 技マシン 相手を猛毒状態にする
毒タイプなので必中。耐久型に有効なダメージソースになります。
【第7世代】
この技をZワザ化すると「Zどくどく」となり、自分の防御力が+1になります。耐久型に一考の余地あり?



▼私のクロバット育成記録
※(1)~(8)は第5世代にて育成したクロバットです。文章をそのまま流用している箇所があるので今の世代とはそぐわない記述もありますが、ご容赦ください。また、ダメージ計算は削除しました。

(1)ジュエルバット型

すべてはここから始まった ―
右も左も分からないままとりあえず育てたクロバットがこれなのだ。
※注)画像は36-252-0-0-0-220という努力値配分ですが、最初に育てたクロバットは普通のASぶっぱです。あろうことか、行方不明に・・・。

ジュエル込みアクロバットは瞬間威力247になるので弱点を突かずとも大ダメージが期待できます。苦手なエスパーや鋼が来たら「とんぼがえり」。場合によっては「ちょうはつ」を使うときもありますが。ちなみに、相手のHPが1のときは「いかりのまえば」でもちゃんと1削ってくれます。

(2)ブレバット型

持ち物:こだわりハチマキ
努力値:4-252-0-0-0-252
実際、クロスポイズンはがねのつばさは打つ相手がいません。数合わせに入れてみただけ。 クロスポイズンはたがいに最後の1匹のとき、急所に当たることに賭けて電気タイプに打つくらい?

なお、電気タイプへの有効打は第3世代の教え技「すてみタックル」という事実。覚えさせてみる? 君反動好きですね・・・。

(3)前歯レッドカードバット型

努力値:252-4-0-0-0-252
前歯で半減→相手攻撃→レッドカード発動で強制交代→2匹目登場→前歯で半減という流れ。これで一気に相手パーティの弱体化を狙う。2匹目登場のあとにもう1度最初のポケモンを出してきたとしても、1/4にまで減らせるわけですから良しとしましょう。

(4)天候始動バット型

努力値:252-4-0-0-0-252
晴れ毒統一を組む時に育成したクロバット。あついいわのお陰で晴れのターンが5→8ターンに増えます。

(5)特殊バット型

努力値:4-0-0-252-0-252
ORASになった今でも育てなおし無しで使っている数少ないクロバット
物理と特殊で対象が大幅に変わります。「ねっぷう」の存在が鋼対策効果を格段に高めてくれます。ダブルやマルチなどでも役に立ちますね。
持ち物は大抵オボンのみです。

(6)のろしっぺバット型

努力値:252-4-0-0-252-0
クロバット本来の速さをあえて活かさない戦法。いわゆる「のろしっぺ」という名称で知られる型です。これをクロバットでやるという発想がまずなされないとは思いますが。
そらをとぶ」はゴッドバードブレイブバード、アクロバット(手ぶら)に次ぐ威力を誇る技ですが(4番目なのでかなり微妙な・・・)、飛んでいる最中に回復を稼げるものの、1ターン相手に猶予を与えることで不利になるケースも多々あり、使いにくい印象がありました。
種族統一戦でのみ使用していますが、技などの調整次第でメイン毒統一に昇格の可能性も。意表を突けてなかなか面白いと思います。

(7)スカーフバット型

努力値:100-252-0-0-0-156
持っているクロバットの中で唯一の夢特性。最速スカーフガブリアス抜き調整。ブレバの反動を考慮してもスカガブを倒せる可能性が高いです。相打ちになることもあります。

(8)ゴドバット型

努力値:4-252-0-0-0-252
ロマン溢れる型。こちらも現在でも同一個体を使用しています。
急所とひるみ、2つある追加効果がどちらもおいしい。
パワフルハーブを持っていない状態でも、眠らせたり、メロメロ状態にしたりしてから2ターンかけてゴッドバードを打つ手もアリです。そうすればジュエルなどを持たせて大ダメージを与えられます。

※2017/11/9追記:現在では「メロメロ」を「ちょうはつ」に変えています。
また、持ち物を「ヒコウZ」にすることもあります。


(9)ブレバット型(ピンク)

努力値:4-252-0-0-0-252
(2)とは性格と技の一部を変更しています。もっと明白な変更点がありますが見れば分かりますよね。
しねんのずつきを入れた理由は専ら対毒統一。一致ブレバの方が威力は高いですが、反動もありますし、大して威力が変わらないということで採用してみました。ひるみもあります。
第6世代で鋼タイプの技が4倍弱点となるポケモンが増えました。その分「はがねのつばさ」の有用性は増したと言えるでしょう。
素早さ面では準速で最速ジャローダより1早い数字になります。

(10)めぐみバット型

努力値:4-252-0-0-0-252
「しぜんのめぐみ」を搭載することで本来クロバットが持っていない”色”を創り出すことができます。リュガのみをこの技に適用すると、威力100の氷技になります。6世代で全体的に威力が上がったことで注目を浴びました。物理版強化めざパとも言えるでしょうか、4倍弱点狙い撃ちではありますが大ダメージを与えることが容易です。

(11)おいかぜバット型

努力値:252-4-0-0-0-252
(3)と酷似していますが、サポート型の代名詞とも呼べる「おいかぜ」を搭載することで主にマルチバトルにおいてバトルを有利に進めて行きます。
耐久調整を施した上で「ゴツゴツメット」を持たせた受け型も作れそうな気がしてきました。クロバットは地味に耐久のあるポケモンですから、「はねやすめ」をはじめとした多彩な補助技の組み合わせでそういった可能性を探っていきたいところです。

(12)あやしのバット型

努力値:252-0-0-4-0-252
どこかで見たNNというツッコミはなしの方向で。
第4世代限定の「あやしいかぜ」を搭載した変態型。馴染みがないと思いますが、「げんしのちから」と同じ追加効果のある技です。

※2017/11/09追記 最近では持ち物を「ものしりメガネ」とし、特殊技の威力を底上げしています。
「あやしいひかり」で混乱状態させた後、何度か「あやしいひかり」を連打して能力アップを引き出すか、相手の残りHPが少ない状態時に繰り出して「とどめばり」感覚で使うか、といった感じです。
意外とバカにできませんよ?

(13)催眠ブレバット型

努力値:36-252-0-0-0-220
さいみん+ブレバが両立できると聞いて真っ先に育成したクロバット。つまり第6世代第1号というわけです。
上昇補正で珍しく素早さを削っていますが、同速(サンダース、プテラミュウツー)とぶつかってもどうせ何もできないだろうということで、あえて125族抜きにしました。毒統一同士の対戦はしばしばあるのですが、このときクロバット同士を想定していなかったんですかね…。

両立ができるようになった(さいみんじゅつが当たるとは言ってない)

(14)のろしっぺバット型(ダメージ重視)

努力値:252-0-4-0-252-0
前述(6)のマイナーチェンジといったところでしょうか。こちらは攻撃(ダメージ)重視の構成としています。
回復手段は「はねやすめ」に絞り、あとは毒ダメージやゴツメダメージで稼いでいく手法です。
こちらはまだ試験運用すらしていないので、後日感想を書くことにします。

NNの由来は「スーパーペーパーマリオ」の「ノワール伯爵」から(ノワール noir はフランス語で「黒」の意)。次に♀クロバットを育てることになったら是非「ナスタシア」と名付けたい。

(15)クロバットのアクロバット

努力値:4-252-0-0-0-252
原点はやっぱりクロバットのアクロバット
ジュエル無き今の最善のアクロバット運用方法はこれであると結論付けました。
「のろい」で攻撃・防御を上げ、それに引き換え下がる素早さはハーブで元に戻す。
次のターンアクロバットをぶっ放せば、実質BW時代のジュエルアクロバットと同じ威力を叩きだすことができるのだ!(1.5倍)
即効性はなくなりましたが、その引き換えとして防御+1という付加価値を手に入れました。

「いかく」で速攻ハーブを消費してしまうので注意。

他にもアクロバットの活用法はいくらでもあると思います。あなただけのクロバットのアクロバットを是非見つけてみてください。


(16)ベノトラバット型

努力値:252-0-4-0-0-252
主にマルチバトルで使いたいクロバット
毒を撒き、ベノムトラップで間接的な耐久力アップを図ります。
1回ベノムトラップを仕掛ければ大抵嫌がって交代してきますので、出てきた先にガブリッとしてしまいましょう。

(17)Zおいかぜバット型((11)改)

前述(11)の技と持ち物を変えました。
「おいかぜ」をZワザ化すると急所ランクが+2になります。
これは「きあいだめ」状態になっているのと同じで、クロスポイズンなど”急所に当たりやすい”技であれば必ず急所に当てることができます。
カプ・コケコもカプ・テテフも確1です。
ただしHP振りマリルリは素でも急所でも確2。

(18)特殊バット型Ⅱ

努力値:4-0-0-252-0-252
(5)の特殊型の”シングル第7世代版”といったところでしょうか。
「めざめるパワー」は地面タイプを採用しています。

教え技が習得できない分、代わりに「ちょうはつ」を入れています。

(19)特殊バット型Ⅲ

努力値:4-0-0-252-0-252
従来と大きく違うのが、「ギガドレイン」の存在。
少々無理をしてでも対岩・地面タイプのために入れておいて損はありません(実例:対ゴローニャ統一)。
「めざめるパワー」は(18)同様地面タイプ。
実は、もともと飛行技は急所に当たりやすい「エアカッター」で、「Zおいかぜ」からの確定急所を狙おうと画策していましたが、フライゴンに半分もダメージが入らなかったので即刻却下になりました。
なお、「エアカッター」は第6世代から地味に威力が55から60に上がっています。
・・・とは言え60しかないですし、更に言うとダブルやマルチの場合には相手全体に攻撃する技なので、例えば誰かから「ちょうのまい」による特攻ステータス上昇を受け継ぐくらいしか活かす道はなさそうです。

なお、NNの由来は「ナミチスイコウモリ」という種のコウモリの名前から。
ちなみにこのコウモリ、スマホアプリ版「けものフレンズ」に登場していたらしいです。
すっごーい! アニメ2期に出てくれないかな?

(20)Zゆうわくバット型

努力値:252-0-4-0-0-252
そもそも「ゆうわく」という技は、相手が異性の場合に相手の特攻を2段階下げるというものです。同性や性別不明の場合は「メロメロ」同様に効果はありません。
しかし、これをZワザ化すると自身の特防を2段階上げる追加効果が出ます。仮に相手が異性でないにしても特殊耐久を高めることはできますし、相手が異性なら尚更特殊耐久に磨きをかけることができるわけです。
特に苦手とする電気タイプ対策として考えたこのクロバット。「はねやすめ」も駆使し、攻撃を耐えしのいでいきます。

なお、「ゆうわく」は第4世代限定の技マシンで、デパート購入できるうえ、ほとんどのポケモンが覚えます(コイキングキャタピーなどを除いて)。

(21)めぐみバット型Ⅱ

努力値:4-252-0-0-0-252
クロスポイズン(威力70)」だと火力不足に悩まされるケースが散見され、「どくづき(威力80)」や「ダストシュート(威力120)」の習得を望む声は多くあります。
そこで救世主「しぜんのめぐみ」の登場です。
「ヤタピのみ」を適用するとは威力100の毒物理技に早変わり。ただし1度切りであること、万が一「こだわりスカーフ」で上を取られてHPがごっそり削られて普通に特攻が上がると全く無意味であること。これらを留意しておかなければならないので難しい問題ですね。


記事投稿日:2013/2/19
最終更新日:2017/11/9 文章を一部追記・修正しました