【育成考察&記録Vol.8】ニドキングのお話【毒統一ORAS】

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こんにちは。 今回はニドキングの育成考察&記録です。
一度あることはニドキング ―
ブログのタイトルにもなっていますから力を入れて解説していきます。


ニドキングの基本データ
【タイプ】どくじめん

【特性】
・どくのトゲ 
直接攻撃で自分に触れた相手を30%の確率で毒状態にする

とうそうしん 自分と相手の性別が同じ時は技の威力が1.25倍になるが、異なる時は0.75倍になる

・[隠]ちからずく 追加効果のある技を使うと、その追加効果が発動しない代わりに技の威力が1.3倍になる

種族値
HP81 攻撃102 防御77 特攻85 特防75 素早さ85



初代からお馴染みのポケモンニドキング。私はストーリーで使ったわけではありませんが、ニドキングが表紙の本(タイトルは『ポケットモンスターを極める本』)を所持していたので妙に思い入れの深いポケモンの1匹なのです。なんでピカチュウでも御三家でもなくてニドキングなのだろうか、と子どもながらに疑問に思っていました。あの本、結構面白かったからまた読んでみたいですね。


意外にも100を超えるステータスはありませんが第6世代で攻撃が10増え、100の大台に乗りました。この上昇により戦術の幅が広がったことは大変喜ばしいことです。
ちなみに、第6世代での「攻撃加工補正の性格・無振りニドキング」のLv.50攻撃実数値は109、第5世代での「攻撃無補正の性格・無振りニドキング」のLv.50攻撃実数値は112と両者に大差ありません。
今までは両刀するなら防御か特防が上昇しにくい性格を選ばねばなりませんでしたが、現在では攻撃が上昇しにくい性格(おくびょう、ひかえめ)でもそれと同等の火力は出るということになります。

やはり何と言っても覚える技の豊富さが強みで、「技のデパート」とも呼ばれているのは有名ですね。習得可能な技はのちほど列挙しますが、タイプ一致技はもちろん、炎、電気、氷、格闘、岩、悪、さらには水タイプの技まで覚えられます。むしろ、覚えられないのは草タイプの技だけです第6世代で追加されたフェアリータイプの技も覚えませんニドキングにフェアリー・・・似合いませんね。

技に恵まれ過ぎて、技を4つに絞る作業がとても難しいと感じるでしょう。他の5匹の構成をざっと決めて、足りないところの埋め合わせをするような形でニドキングの技を選ぶのが賢い方法だと思います


現在(投稿した2013年4月時点を指す)の対戦環境にいるニドキングの99%が「ちからずく」といっても過言ではないでしょう。最近のレーティングバトル(シングル、シーズン16:2016.5~7)で使用されているニドキング99.8%が「ちからずくで残り0.2%が「とうそうしん」のようです。

追加効果のある技の威力が1.3倍になるという夢のような夢特性を手に入れ、一躍注目を浴び、今もなお多くの人に使われています。ただし、自分に不利益を被る追加効果(と呼べるのか不明だが)、たとえば反動を受ける「もろはのずつき」はこの特性の恩恵を受けないのでご注意ください。また、急所に当たりやすい「ストーンエッジ」もまた然りです。 また、ニドキングに限らずこの特性を持つポケモンが「いのちのたま」を持つと、その仕様により「ちからずく」の効果が適用される技を使用した時に反動を受けなくなります。反動なしに1.3×1.3倍の威力が出せるとは恐るべし。

他の2つの特性はどうでしょうか。「とうそうしん」は、ニドキングの場合は相手が♂だと技の威力が1.25倍、♀だと0.75倍になるというものです。「ちからずく」適用外の技が多い物理型に採用すると良いでしょうか・・・? 対戦環境における♂♀比なんていうのは調べたこともありませんが、異性対策で「メロメロ」搭載もありではないでしょうか。

「どくのトゲ」は直接攻撃を受けると3割の確率で相手を毒状態にする特性ですが、ニドクインと比較して耐久が脆いことから優先度は最も低いです。


COLUMN1. ニドキングニドクインの違いは?~種族値編~
ニドキング:81-102-77-85-75-85
ニドクイン:90-92-87-75-85-76

これを一言で言い表すなら、「攻めのニドキング、守りのニドクイン」といったところでしょう。ニドキングの攻撃力の高さに上乗せする形で「ちからずく」をフル活用すべく「いのちのたま」を持たせて高火力で押していく戦法もよし、素早さ85という速さを活かして「こだわりスカーフ」を持たせて上から殴るもよし。
COLUMN2. 物理型と特殊型、どっちのほうがいいの?
物理型のいいところ
 ・特殊型がメジャーな今、意表を突きやすい ←いや、今(6世代はどうだろうか…)
 ・「じしん(とうそうしん)」「ばかぢから」でバンギラスが倒せる
 ・「ふいうち」や「メガホーン」で苦手なエスパーポケモンを狩れる

特殊型のいいところ
 ・決定力指数が物理型よりも高い
 ・接触で傷つくことがない・やけどが怖くない(ニドキングに限らず、一般的なお話ですが)

結局は自分の好みというか、パーティバランスに応じて物理/特殊を選択してください、という感じですね。どちらも同じくらい活躍してくれるはずです。

一応、決定力指数について説明しておきます。
種族値を単に比較すると「A>C」ですが、サブウェポンの威力は物理技よりも特殊技の方が高いです。物理型の主なサブウェポンは「3色パンチ」、特殊型のそれは「かえんほうしゃ」「れいとうビーム」「10まんボルト」「だいもんじ」「ふぶき」「かみなり」といった技です。

前者は威力75に対して後者は威力90・110です。では、種族値と技の威力の両方を考慮するとどちらのほうが強いのでしょうか? そこで登場するのが「決定力指数」という概念です。

決定力指数とは、「攻撃側のポケモンの攻撃(特攻)の実数値×使用した技の威力」の計算で出た数値のことです。例えば、
ニドキング(いじっぱり A252振り)の「ほのおのパンチ」は、169×75=12675
ニドキング(ひかえめ C252振り)の「かえんほうしゃ」は、150×90=13500
といった感じになります。

攻撃種族値の上昇と主要特殊技の威力低減により2つの計算結果の差は5世代に比べ縮まりました。それでもわずかに特殊が上回っています。
あとは、相手の防御・特防次第ですね。

ニドキングの技考察 [力]=ちからずく適用 灰色部分ちからずくでは発動せず
【物理技】
じしん 地面/威力100(一致150)/命中100/技マシン/通常攻撃。
もちろんこれがメイン技。

ドリルライナー 地面/威力80(一致120)/命中95/教え技/急所に当たりやすい(急所ランク+1)。
BW2でせっかく習得したものの、特にニドキングでやる必要性は感じないです。

[力]どくづき 毒/威力80(一致120、力156)/命中100/Lv技・技マシン/30%の確率で相手を毒状態にする。
フェアリータイプ登場により採用優先度が急上昇。特性で「じしん」を僅かに超える威力になります。


もろはのずつき 岩/威力150/命中80/遺伝技/与えたダメージの1/2を自分も受ける。
一致「じしん」並みの威力。反動がでかいのが気になりますが。

ストーンエッジ 岩/威力100/命中80/技マシン/急所に当たりやすい(急所ランク+1)。
[力]いわなだれ 岩/威力75(力98)/命中90/技マシン/30%の確率で相手をひるませる。
両技ともに地面技の相性補完として優れています。ちからずく込みの「いわなだれ」はエッジ並みの威力が出ます。

メガホーン 虫/威力120/命中85/Lv技/通常攻撃。
苦手なエスパーポケモンに大ダメージが期待できます。ラティオスなど。

ばかぢから 格闘/威力120/命中100/教え技/攻撃後、自分の攻撃と防御が1段階ずつ下がる。
「じしん」と範囲が被りがちですが、「ふうせん」で浮いているポケモンに一矢報いることも。また、バンギラスを1発で倒せるという利点もありますが、能力ダウンのデメリットと要相談。

ふいうち 悪/威力80/命中100/遺伝技/先制攻撃(優先度+1)。ただし、相手が攻撃技を選択していないと失敗。
ニドキング唯一の先制技ですが、あまりにも有名なので読まれやすいです。特殊型に忍び込ませておくとほとんど読まれなくて使いやすいです。
最近では特殊技3つに「ふいうち」という構成も珍しくないようです。攻撃に下降補正のかかる性格であっても第5世代当時の(無補正性格の)攻撃力にひけをとらない数字ですので、十分に採用の余地はあるでしょう。

[力]ほのおのパンチ 炎/威力75(力98)/命中100/教え技/10%の確率で相手をやけど状態にする。
[力]かみなりパンチ 雷/威力75(力98)/命中100/教え技/10%の確率で相手をまひ状態にする。
[力]れいとうパンチ 氷/威力75(力98)/命中100/教え技/10%の確率で相手をこおり状態にする。
上でも述べた通り、基本的には特殊技の方が決定力は高いですが、4倍弱点なら楽々倒せます。

アクアテール 水/威力90/命中90/教え技/通常攻撃。
これも地面技と範囲が被るので却下。ハードロックドサイドンは確2なので素直に逃げるが吉。

いかりのまえば ノーマル/命中90/教え技/相手の残りHPを半分にする。
一貫性はあるものの、火力バカのニドキングにはもったいない気も。どちらかというとニドクイン向け?

カウンター 格闘/命中100/遺伝技/受けた物理技を2倍にして返す。
場合によっては普通に殴る以上のダメージを与えることもできます。持ち物が「きあいのタスキ」に縛られますが。

つのドリル ノーマル/命中30/Lv技(進化前のみ)/相手を瀕死状態にする。
技スぺが余っていたら入れるべきですし、余っていなくても入れたくなる技。

【特殊技】
[力]だいちのちから 地面/威力90(一致135、力175)/命中100/Lv技/10%の確率で相手の特防が1段階下がる。
言わずと知れた
特殊型のメイン技。

[力]ヘドロウェーブ 毒/威力95(一致142、力184)/命中100/技マシン/10%の確率で相手を毒状態にする。
特殊型の中では最高威力を誇ります。ロトムに有効な技はこれくらいしかないんですよね。

[力]ヘドロばくだん 毒/威力90(一致135、力175)/命中100/技マシン/30%の確率で相手を毒状態にする。
ちからずくで採用するとウェーブの完全劣化になる点に注意


[力]だいもんじ 炎/威力120(力156)/命中85/技マシン/10%の確率で相手をやけど状態にする。
ちからずくのおかげでD特化ナットレイも確1なのは嬉しい。

[力]かえんほうしゃ 炎/威力95(力124)/命中100/技マシン/10%の確率で相手をやけど状態にする。
ちからずくに「いのちのたま」を持たせればD特化ナットレイを確1。珠持ちであれば命中安定のこの技で充分か。

[力]かみなり 電気/威力120(力156)/命中70/技マシン/10%の確率で相手をまひ状態にする。
C特化ちからずく珠持ちの条件でヤドランが確1、ニョロトノが高乱数1。C半減実持ちギャラドスは耐えられる可能性があります。

[力]10まんボルト 電気/威力95(力124)/命中100/技マシン/10%の確率で相手をまひ状態にする。
ヤドランやニョロトノは皆確2になります。ギャラドスは半減実さえなければ確1の範囲内。ちなみにスイクンはどちらの技でも同じ確2です。

[力]ふぶき 氷/威力120(力156)/命中70/技マシン/10%の確率で相手をこおり状態にする。
C特化ちからずく珠持ちの条件でH252振りマルスカイリューが高乱数1発。

[力]れいとうビーム 氷/威力95(力124)/命中100/技マシン/10%の確率で相手をこおり状態にする。
↑以外の氷4倍組は「れいとうビーム」で充分です。

[力]きあいだま 格闘/威力120(力156)/命中70/技マシン/10%の確率で相手の特防を1段階下げる。
C特化ちからずく珠持ちでようやくH252振りバンギラスを確定で落とせます。

[力]シャドーボール ゴースト/威力80(力104)/命中100/技マシン/10%の確率で相手の特防を1段階下げる。
苦手なエスパーに打点が持てますが、クレセリアをはじめ、軒並み乱2~確2なので結構厳しいです。

なみのり 水/威力95/命中100/秘伝マシン/通常攻撃。
C特化珠持ちでハードロックドサイドンを確1。

【変化技】
つめとぎ 技マシン/自分の攻撃と命中率が1段階ずつ上がる。
唯一の積み技。命中率が上がって嬉しいのは「ストーンエッジ」「もろはのずつき」くらいか(とは言え既に80あるが)。
実質攻撃を上げるためだけにあるような技です。

メロメロ 技マシン/異性のポケモンを50%の確率で行動できなくする。
「とうそうしん」との相性抜群。火力低下を50%の運で補うことが可能です。

実用性のある変化技は以上です。「どくびし」や「ステルスロック」などを盛り込んだ変わり種も育てましたので、詳しくは下記の育成記録をご覧ください。

COLUMN3. ニドキングニドクインの違いは?~覚える技編~
ニドキングは覚えるがニドクインは覚えない技】
もろはのずつき / メガホーン / つのドリル
ニドクインは覚えるがニドキングは覚えない技】
つばめがえし / かみくだく / あまえる

物理技ばかりですね。覚える特殊技に違いはない模様です。


▼私のニドキング育成記録

(1)はじめてのニドキング

努力値:0-252-0-4-0-252
初期の頃から使っているので物凄く愛着があるニドキング
毒統一はおろか対戦自体を始めたばかりの時期に何も考えずに育成したために、こんな変な構成になっています。
今(2016年)考えると4つの技のうち2つも反動を受けるってどういうことなの・・・という感じですが、この当時はそんなこと気にせず、毎回パーティに入れていました。懐かしい!

【ダメージ計算例 ニドキング攻撃側】
じしん
 vsバンギラス(HP252振り)
  86.4%~102.8%(乱数1発 12.5%)
 とうそうしんによる補正があれば、珠持ちで確1。

だいもんじ
 vsナットレイ(D特化)
  97.7%~117.6%(乱数1発 93.8%)
 C20振りで確1。

  91.7%~109.3%(乱数1発 50%)
 C92振りで確1。

どくづき
 vsFCロトム(HP252振り)
  60.5%~71.9%(確定1発)
 vsエルレイド(耐久無振り)
  99.3%~118.1%(乱数1発 93.8%)
 vsハピナス(B特化)
  48.8%~58.2%(乱数2発 96.9%)

ふいうち
 vsスターミー(耐久無振り)
  86.6%~103.7%(乱数1発 25%)
【ダメージ計算例 ニドキング防御側】
・C特化ジバコイルのめざめるパワー(氷70)
  79.4%~94.8%(確定2発)
 D下降補正でもめざパ程度なら何とか耐えてくれます。

(2)つめとぎ型

努力値:4-252-0-0-0-252
1回積んだだけでは火力がどうも不十分だと感じました。かと言って2回も積めるチャンスはそうそうないですし、だったら最初から攻撃上昇補正+火力増強アイテムを持たせて攻撃したほうがいいと思いました。
・・・種族値が10上がった今、使用感がどれだけ変わるのか。今度調べてみようと思います。

【ダメージ計算例 ニドキング攻撃側】
いわなだれ
 vsウルガモス(HP252振り)
  100%~118.7%(確定1発)

ふいうち
 vsラティオス(耐久無振り)
  A+1で85.1%~100.6%(乱数1発 6.3%)

(3)スカーフ物理型

努力値:4-252-0-0-0-252
スカーフ特殊型と明白な差別化は岩技。これによってウルガモスで止まらなくて済みます。まあ、それだけなんですけどね…。あとは意表を突く形で、受けにきたハピナスを突破できる(かもしれない)ことくらいでしょうか。

あれ、何でエッジなんだろう。


(4)スカーフ特殊型

努力値:4-0-0-252-0-252
カントーカップ用に育成したニドキング。通常のランダム環境であっても大活躍。
「つのドリル」最強。みんな確1ですから。

【ダメージ計算例 ニドキング攻撃側】
だいちのちから
 vsメタグロス(HP252振り)
  89.8%~105.8%(乱数1発 31.3%)

ヘドロウェーブ
 vsFCロトム(HP252振り)
  48.4%~57.3%(乱数2発 92.2%)

10まんボルト
 vsヤドラン(HP252振り)
  63.3%~75.2%(確定2発)
  60.3%~71.2%(確定2発)
 vsブルンゲル(HP252振り)
  49.2%~58.9%(乱数2発 98.8%)
  47.3%~56%(乱数2発 76.2%)

【ダメージ計算例 ニドキング防御側】
・C特化ブルンゲルのねっとう
  84%~99.3%(確定2発)
・C特化ヒートロトムのオーバーヒート
  91.7%~107.6%(乱数1発 50%)
  84.7%~100%(乱数1発 6.3%)


(5)カウンターニドキング

努力値:4-0-0-252-0-252
NNは当時流行っていた某ドラマより。まさに倍返しする技です。
ファイアローを始めとした「ブレイブバード」を跳ね返す専用技のようなものですが。
大抵普通に殴った方が強い・安定する場面が多かった気がします。

【ダメージ計算例 ニドキング攻撃側】
だいちのちから
 vsギルガルド(ブレードフォルム)(HP252振り)
  50.2%~58.6%(確定2発)


(6)スカーフ物理型2

努力値:4-252-0-0-0-252
青々とした色が特徴の色違いニドキング
よく勘違いされがちですが、ニド夫妻の色違いは通常色の入れ替えではないのですよ。

そんな話はさておき、攻撃種族値改正によりご覧のように強くなった物理ニドキング
フェアリー登場によりとりわけ「どくづき」の地位が向上したと思います。と言うのも、フェアリーは特殊耐久が高めの傾向(「めいそう」の存在も考慮)があるので、「ヘドロウェーブ」よりは総じて通りが良いのです。
彼(女)らにはサブウェポン「サイコキネシス(ショック)」を所持しているケースが多く、毒統一相手でもホイホイ選出してきます。「めいそう」を積まれていたらもうアウト。

【ダメージ計算例 ニドキング攻撃側】
・どくづき
 vsピクシー(HP252振り)
  106.9%~125.7%(確定1発)



(7)みがしば型

努力値:0-0-4-252-0-252(HP無振りで既に4n)
「みがしば」とは相手の技を「みがわり」に受けてもらい、その技を封印するという言わずと知れたコンボ技です。有名どころとしてはゲンガーあたりでしょうか。
そんな「みがしば」が技のデパートことニドキングもできるのだということをここにアピールするのである・・・!
先に言っておきますが、ゲンガーでやることをお勧めします。これはあくまでもニドキング統一用なので。
オーソドックスに素早さダウン技を入れ、交代後に確実に先制できるよう図りました。他にも「がんせきふうじ」「じならし」がありますが、それぞれ命中不安、浮いている相手に無効という理由から「こごえるかぜ」がベターではないかと判断しました。
ラス1の枠は割と自由に組み入れて構わないと思います。攻撃技でもいいですし、「いばる」なんかでもよいのではないでしょうか。
素早さダウン技を採用している以上、いずれにしても特性が「ちからずく」だと何のメリットもなくなるので、当然特性は通常特性から選びます。ただし、「みがわり」中は「どくのトゲ」の効果はなくなりますから、こちらも恩恵を受けることはそうないでしょう。いっそのこと「どくどく」を入れてもよいのかも。

(8)先発撒き型

努力値:252-0-0-0-4-252
もちろんニドキング統一用、先発要員。
撒き技3種盛り合わせのうち、「ステルスロック」は必須使用、「すなあらし」も相手が地面・岩・鋼でない限り極力使用し、「どくびし」は状況により使用。あとはひたすら運頼み。
ニドクインでやるなら「つのドリル」枠を何にしましょうか。ゆくゆくニドクイン統一も作成しますので、その時までの宿題とします。


(9)特殊受け型

努力値:252-252-0-0-0-4
「つめとぎ」は唯一の積み技と言いましたが、全くのウソです。実は「ドわすれ」も覚えるという事実、ご存じだったでしょうか。
もちろん高火力特殊アタッカーを受け切ろうなんということは想定していません。あくまで種族統一戦でのネタです。


(10)とうそうしん型

努力値:4-252-0-0-0-252
同性には上がった火力で「じしん」や「メガホーン」でブスリ♂
異性には「メロメロ」で行動を封じつつ「いかりのまえば」でごまかす。
非常にオーソドックスな型と言えるでしょう。


ニドキングのお話は以上です。
長文にも関わらずお読みいただきありがとうございました。
ニドキングは奥が深いポケモンですね。ちょっとでも興味を持ったなら今すぐ厳選開始!
(厳選難易度は比較的高いですが)
ニドキングを極めるものはポケモンをも極めることになるでしょう。
ポケットモンスターを極める本』の表紙にニドキングが描かれていた理由がなんとなくわかってきたような・・・気がしないでもない。

記事投稿日:2013/4/18
最終更新日:2016/6/12(ORASに対応しました)